14番ホール攻略法「ティーショットの狙い目で大きく左右される?」
INコース 14番 Par4 レギュラーティーより362Y
攻略法についてご案内致します。
ティーグラウンドからほぼ真正面にグリーンがあり、比較的ストレートに近いミドルホールとなっております。
一打目の狙い所がこのホールのポイントとなります。
木が生い茂る右サイドはグリーンまでOBがあり、転がり落ちて行く斜面となっております。
ですが、止まる事もありますから右へ行くとOB確定と言う訳ではありません。
ゴルフと言えばフェアウェイセンターを狙えば大丈夫と思う方も多いのではないでしょうか。
安心はできません。
ティーグラウンドから210Yの所から花道付近まで極端に右へ傾くフェアウェイとなっているからです。
でも、右へボールが転がって行くだけであればナイスショットかと思いますが、プレーヤーはボールの場所へ着くと”問いかける”のではないでしょうか。
なぜなら、右サイドから狙うとグリーンが砲台型となる為、面が見えづらく、ピン位置によってはせり出した木が邪魔となり狙えない事が出てくるからです。
グリーンを狙わずに、潔く左サイドへ出す選択も無くはありませんが要注意です。
左サイドへ思い切って打ち過ぎると、またも木がスタイミーとなり兼ねないですが、意識し過ぎて今度は極端に傾く斜面を登り切らず戻ってくる可能性も多々あります。グリーンを狙うにせよ、どちらも勇気のいる選択となることでしょう。
これだけ右が危険である事をお伝えしました。
避ける為のこのホールの狙い目は左サイドです。
左サイドを見ると一部OBが入り込み、更に木が何本も生え揃う斜面方向へとても狙っていきたいとは思えないのが事実です。ですが、斜面を越えますと見た目以上にフェアウェイが広くなっていますので、ティーショットで左サイドを捉えれば、グリーン全体が見え打ちやすいアングルとなるはずです。
あとは、セカンドの距離感がポイントとなってきます。グリーン周りにはバンカーが待ち構えており、右手前のバンカーは顎が高くピンの頭しか見えない時もあります。
そして、グリーンは手前から奥へ2段面となり、奥のラフは幅が狭い為、オーバーするとOBへ入る場合も出てきます。
18ホールの中で最も青山高原の麓に位置する14番ホール。
風が影響するホールでもあります。
グリーンが見える左サイドのセカンド地点からでさえ距離感が必要となる中で、右サイドはグリーンが見えにくく、距離感の掴みにくいロケーションは、攻略に神経を使うことでしょう。
この攻略で一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。