16番ホール攻略法「罠の数々が待ち受ける!?」

INコース 16番 Par3 レギュラーティーより173Y
攻略法についてご案内致します。
16H-①

ティーグラウンドに立つと最初に目に行くのが、ティーグラウンド前からグリーンの近くまで大きく口を開けた谷です。
16H-②16H-③

このホールは前の谷に意識が行き、意外に、グリーン回りのハザードや距離感が狂いやすい傾向にあるのです。

グリーン手前は段々畑のようになっており、一番下の段からはピンフラッグが隠れ、場合によっては急な斜面を打ち上げる30~40Yのアプローチとなります。
そして、グリーン手前の一段目にはファーストカットがあり、グリーンに乗らなかった場合はボールが戻り、二段目まで転がり落ちることもあります。
16H-④16H-⑤

ティーグラウンドから見て、右手にあるバンカーは、ピン位置によってはかなり効いてくる設計となっており、ここに入れてしまうと、ピンが少ししか見えない程顎が高くグリーンまでの距離が短い為、リカバリーする事がとても難しいです。
16H-⑥

グリーン奥は、グラスバンカーが構えており、右バンカーと同じくグリーンまでの距離が無く、ピン方向へ打つと下りのグリーン面への難しいアプローチとなます。
16H-⑦

グリーン上は、中央が高く、手前と奥に傾斜をしております。
写真では分かりにくいですが、かなりの傾斜があり、アプローチ・パターに大きく影響がでるグリーンの形状となっております。
16H-⑧

様々なトラップと、巧みに配置されたバンカー・グリーン手前の傾斜のきついファーストカット。
この罠をさけるには、グリーン左サイドが狙い目となります。
万が一グリーン左へこぼれたとしても、フラットな位置からのアプローチとなる為です。

最後に考えなければならないのは、風の影響です。ティーグランドの風とグリーン上での風向きが異なることがあります。
その要因は、手前の谷からの吹き上げた風が、頻繁に風向きを変えることです。
ティーショットでの方向性・風向きを読みきる必要のある難易度の高いショートホールですが、ナイスショットしてグリーンを捉えた時の喜びもひとしおのショートホール。
一度はプレーをして頂きたいホールの一つです。
是非、攻略法を参考にチャレンジしてみて下さい。

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