チーム一丸となり戦った実業団対抗ゴルフ選手権

第7回三重県実業団対抗ゴルフ選手権開催一週間前、多くの実業団出場選手が大会に備えコースの最終確認(コース戦略組立)にご来場されておりました。第6回大会から早や一年。優勝チーム、決勝大会への切符を掴んだチーム、惜しくも届かず悔しい思いをしたチーム、来年こそ出場したいと意気込みエントリーされたチームなど。
そして、今年の大会当日を迎えました。
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早朝会場がオープン。続々と出場選手が会場入りし、緊張感漂う雰囲気。
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チームメイトや良きライバルチームとの挨拶を交わし、皆集中モードに切り替わった。
選手が一番気にしていたのは、グリーンコンディションであっただろう。
過去大会のスティンプメーター(速さ)が、1回大会 10.2ft 2回大会 11.5ft 3回大会 10.6ft
                    4回大会 11.8ft 5回大会 13.0ft 6回大会 10.3ft
と開催全てで、二桁越えとなり5回大会に於いては、13.0ftを記録した事もあり、今大会の気にするポイントになる事は間違いなかった。
そして、早朝グリーンキーパーよりスティンプメーター10.5ftと公表された。
10.5ftと言っても想像が付かない方も多いかと思いますが、ゴルフトーナメントなどでは11~13ft。遅いかと思ってしまいますが、8~9ftが一般営業の平均とされており、それに比べますとやはり”速い”難しいのではないでしょうか。
スタート時間に合わせ打球練習・パッティングを各自持つルーティーンで開始。
グリーンの速さを、肌で感じ感覚を合わせて行き、
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ドライビングレンジでは、自分のスイングと球筋の最終チェック。
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そして、スタートのアナウンスで選手一人一人コールされ、
“今まで積み上げてきた練習の成果を出す”、”チームの為に最高のプレーをする”、”悔し思いを絶対にするもんか”、色んな思いがプレッシャーとなり緊張が高まる中ティオフを迎え次々とスタートしていきました。
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各ホールでは、見どころがありました。
グリーンで苦戦し、ため息をつく選手。苦手なホールを攻略出来ずスコアを落とす選手。はたまた、ショートホールでホールインワンを達成された選手。色々な選手が、最後まで気持ちを切らす事無くラウンドされたのではないかと思います。
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そして、チーム全員の思いは”優勝”の二文字であった事には違いないかと思います。
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続々とホールアウトした選手のスコアを記載されていくスコアボードに視線が集まった。
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そこは、”驚きをかくせきれなかった”選手もいたのではないでしょうか。少なくとも、私はそう感じた。
過去6回開催され、優勝など数々の賞を受賞した選手、上位を維持してきた選手が上位に名を連ねず、新たな選手が上位を占める大会となった。
第7回大会成績   ◎団体戦    ◎個人戦

上位の座を取られた選手達は、このまま黙ってはいない。消えかけていた火を付けさせたはず。
そして、上位に入った選手は更なる高みを目指しスタートを切ったはずだ。
選手一人一人のプライドを掛けた戦いが繰り広げられる来年大会もますます”楽しみ”となった。

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