前田新作氏が教えるワンポイントアドバイス

今回は当ゴルフ場所属の1984年男子プロゴルフツアー賞金王である前田新作氏に冬のゴルフ対策を聞いてみました。

冬は、寒いからゴルフをやらない、、、そんなこと言ってると、いつまでたってもゴルフの春はやって来ませんよ。冬だからこそ、学ぶべきことがあるのです。
先ず、冬は身体が固くスイングしにくくなります。また、ゴルフボールも素材がゴムなので反発が弱くなり飛びにくくなります。おまけに風が吹いたら、打ったボールが上空で止まってストンと落とされる。ナイスショットのつもりが全然飛んでない。なんてこともありますよね。


そこで必要なことが、無理にトップを上げようとしない。冬は上着もたくさん着込んでいるので余計に身体が回らず、無理やりトップを作ろうと力が入ってしまう。力むとスイングバランス崩れますよね。そして本当に力の入れたいインパクトが緩む原因になるのです。
また風に負けないようにボールを強く叩こうとすると、余計ボールにスピンが掛かって風に吹き戻されてしまいボールが飛ばない。だったら、どうすれば良いか。

それはスイングを変えるのではなく、クラブを1番手上げて下さい。
いつも150ヤードは7番アイアンと言う方は、6番アイアンにしてみてください。はじめは飛び過ぎないかと違和感はありますが、これが丁度ナイスオンとなります。
1番手大きいので無理のないスイングは、力むことなくインパクトに集中できるのです。
理論的には急加速しないクラブヘッドは、インパクト時にボールへの過度なスピンが抑えられ、結果的に空気抵抗が少なくなり風に強いボールが生まれる。
ゆっくりとしたスイングは普段なかなか使わないため最初は難しいかもしれませんが、1年の基礎となる懐の深い
スイングを冬の間に実践し、春に芽をふかせましょう。

TOP