芝の水はけを良くするためのひと工夫!

当倶楽部の9番ホールと15番ホールで有孔管工事を行ないました。
あまり聞き慣れない工事だと思いますが、この工事は重要であり最大の目的は、芝(コース)の水はけを良くすることです。

ゴルフ場のコースは全てが平らということはまずありません。
色々なコースの形があり、フェアウェイでも傾斜はさまざまあります。
雨が降ると傾斜が低い部分に水が溜まり、芝がゆるくなるだけでなく黒くなり傷んでしまいます。そうなるとプレーヤーの皆さまにご迷惑を掛けてしまいますので、このように有孔管を設置し雨水を流しています。

元々、傾斜の低い所には深さ40㎝の位置にこの有孔管が設置されております。
ここで一つの疑問点が・・・。
「有孔管が設置してあるのに、わざわざ掘り起こしてどうして工事をするの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

理由は簡単です。今回は更に水はけを良くするための工事をしております。
今までは、有孔管の上に土を被せていましたが、その土を石にかえる作業をしています。

土は水を吸収するので、下に流れるまで時間がかかってしまいます。石であれば水は吸収されませんのでスムーズに下に流れ、その結果水はけが良くなるということです。
一度石を入れてしまえば約10年は保てるそうです。

当倶楽部は、水はけが良く、雨上がりのプレーにほとんど影響がありません。
今回の工事により、更に水はけが良くなりましたので、雨の日や雨上がりの日にコースコンディションを気にせずゴルフを楽しみたいという方には、当倶楽部でのプレーをおすすめいたします。

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