グリーンで3パットしないコツ。

今年は暖冬のおかげで、それほど着込まなくてもゴルフができる快適なシーズンです。

もともとグリーンは寒冷地仕様となっているため、今が最も落ち着いた良いグリーンと言えるでしょうか。

グリーンの速さを測る器具をスティンプメーターといいます。グリーンのスピードは、だいたい平均が9フィート(約2.7メートル)と言われています。榊原の今のグリーンは、10フィートが軽く出ている高速グリーンとして仕上がっています。そこでスコアの鍵を握るグリーンの攻め方を紹介したいと思います。

榊原のグリーンは、段差が非常にはっきりしていて、明確な意図を持ってストロークをしないと、とんでもないところに行ってしまいます。スリーパットどころか4パット、5パットとせっかくグリーンの近くまで来たのに上がってみれば、スコアが7とか8なんて事がありますよね。

グリーンでラインを読んだら、どのようにすれば良いか。

まず傾斜の度合いを読んで、ラインの膨らみ具合を確認します。そしてイメージとして仮想のカップを具体的に決めます。今回は特別に黄色のボールマークを目印とします。(通常のプレーではルール違反となりますのでお気をつけください、あくまで目安として)アドレスを目印に向けて正しく構える事により、ストロークに緩みが無くなります。

よくやってしまうのが、ラインの曲がり具合を考えて打っているはずなのに、目標ではなく、カップ方向にアドレスが向いてしまっている。それでは違和感を感じながらストロークするため、中途半端なストロークが、カップからボールを遠ざけてしまう。

意思のあるストロークは、ボールが目的(カップイン)のために頑張ってくれます。たとえ50センチのパターでも、意識して構えることにより、カップインの確率は数段に上がってくれるはずです。

スコアアップのカギを握るショートゲーム。簡単に構えがちなパッティングこそ、もう一度アドレスの向きを確認してみてはいかがでしょうか。

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