コース管理の機械をご紹介いたします。

コース管理では、常に綺麗なコースが保てるよう、様々な機械を扱い
コースメンテナンスに努めております。
コース内で見かけることがあっても、何の為に使用しているのか分からない物も多くあると思います。
今回は、コース管理で使用している機械をより多くの方々に知っていただくため、
グリーンスピードを維持する機械とラフの刈込機械をご紹介いたします。

特に夏場において、グリーンスピードを維持するための、マレードGTスムーサーをご紹介いたします。
マレードはグリーンの凹凸を均す作業と、猛暑期にもグリーンスピードを維持する為に使用する機械です。
昨年までは、グリーンスピードを維持するために転圧ローラーを使用しておりました。
新たに導入いたしましたマレードGTスムーサーは、18枚のプレートでグリーンの面を軽く叩く転圧方法のため、
転圧ローラーのスリップなどで芝が傷むことが無く、夏場でもグリーンスピードを維持することができます。


・東洋グリーン社  マレードGTスムーサー 機械価格1,567,500円(税込)

続いて、皆様にとって厄介な平面ラフ(野芝)の刈込に使用している機械「ロータリーモア」をご紹介いたします。
このロータリーモアは、野芝の生育期である5月上旬から11月上旬までの約半年間、コース内にて活躍しております。
当倶楽部では、アメリカPGAツアーでは使用率No.1であるTORO社GROUNDMASTER3500DとGROUNDMASTER4500Dにより、本年は刈高51mmにて管理を行っております。
先日の東京オリンピックのコース管理作業にも採用されており、
3500Dはグリーン周りとティ周りを担当、4500Dはティー前からグリーン前の広域部分を担当いたします。

刈込後の刈草集草を含め作業時間は1ホール1時間30分ほどを要し、フル稼働をさせても24時間程度となるため、
数日間に分け全面18ホールを順番に仕上げております。
盛夏時には1サイクル終了時には、すでに作業開始ホールの草丈が延びてしまう、コース管理泣かせの状況もあります。
このラフ刈込のシーズンには、雨天時でも作業員全員が集結し日没まで刈込が行われます。


・TORO社
 GROUNDMASTER3500D(画像内左) 機械価格7,797,900円(税込)
 GROUNDMASTER4500D(画像内右) 機械価格13,768,700円(税込)

ご来場いただく全てのお客様に満足していただけるよう、様々な機械を駆使して日々コースを仕上げております。
当倶楽部自慢のコースで、快適な夏ゴルフをお楽しみくださいませ。

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